大月栄治 監督

 


【Q1】元々はワークショップで始まった企画でしたがやってみていかがでしたか?

もともと教えようと思っていたけれど自分が教わったというか。自分が勉強したなというか。普段のワークショップではここまで作品を作るってことは中々無いし、その場その場で終わってしまうものだから"作品を完成させる"っていうのが大切な事じゃないかなっていうのが一つ。

それから"好きにやれた"っていうのが変わったかなと。こういうのが本来の姿なのかなと思いましたね。


【Q2】脚本はどのように書いていったんですが?


脚本は…脚本って脚本じゃないですけどね。笑

今回は、"アイデアの羅列"じゃないですかね。アイデアの羅列を自分に当てはめていってそれをこじつけてストーリーにしてるっていうやり方ですね。another meから言ってみると、あれは脚本というよりは本当に役者の心の中で対面に別の人物を置いて喋るとどうなるかな?と思って書いただけ。もともと役者のスキルアップの為にその人の持っている一番下と一番上を表現できるのかな?という発想で良い人と悪い人みたいな書き方。

6FACEに関しては企画先行で、同じ台詞の6コのお話。タダヨイビトに関しては、5人の若者の当て書きだから、"パズルみたいなものを結びつけていく作業"ですね。



【Q3】作品づくりのこだわりを教えてください。


割と、"どのカットで静止しても一枚の画で成立している映像"ってのは心掛けたいんですよね。

適当にどこかで止めたとしてもこの映像っていいね、とか見ている人がいいと思ってくれるような。だから「一枚の画の積み重ね」ですかね。

役者もだからそういう観点でやって貰いたいっていう感じはありますね。

だから本当に気が抜けないというか…気が抜いてる芝居でも本当に気を抜いているわけではないという。笑 

でも気が抜けてる顔が使える人もたまにいるけどね。笑

まあそういうのも撮ってあげるのも監督の仕事なのかもしれないですけどね。



【Q4】ロケ中のエピソードなど、聞きたいです。


6FACE一番最初にやった時にワークショップだし、予算も日にちもかけないでやろうと思っていたけど、いざやってみたら「ああ、ちゃんとやらなきゃダメだな。」ってのが湧いてしまったのが後悔でもあり、良かった事です。笑

でもまあ、みんな手伝ってくれたし楽しかったですよ。今では考えられないよね、ロケも。

それがまた度を越して新潟まで行っちゃって。反省してます。笑

スタッフとしての訓練を受けていない人達を引き連れて行くってのは、まあ正直キツかったですけどね。そりゃ動く人も動かない人もいるけど、「何やってんだよ!」って言えないし、分からない中で自分で考えて行動しなければならないわけだから。でも、スタッフがいない中で皆本当によくやってくれましたよ。



【Q5】観てくださる方々へメッセージをお願いします!


作品で何か感じて欲しいというか…

みんなと同じくらいの役者がいてこういう事をやっている人たちに羨ましくなって嫉妬して欲しいというとこはあります。

タダヨイビトは内容を見て欲しいというより、"そのバックグラウンドを見て欲しい"ってのがあるんだよね。どうやって作られたとか、役者たちの事とか。


今回の企画は、映画って言っちゃうと、なんかお金を払って見てもらう物だと思っちゃうから。ちょっと投げ銭ライブ?みたいな感じかなぁ。

同じような事をやっている人達が、勇気を持って自分達も頑張ろうと思ってくれたら嬉しい。


どうか自由に観てください!

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