上島信彦

 

【Q1】完成を試写で観て、いかがでしたか?


感動しました。嬉しかったです。

出来上がったということもだけど、大月監督のつくった世界観が純粋に素敵だと思いました。


【Q2】個人的に印象に残ってる(好きな)シーンを教えてください。


海編は、取っ組み合いのシーンが印象的でした。女同士のエネルギーのぶつかり合いって間近で見た事なかったから、現場で見てても良かったけど、出来上がりもよかったです。

K編は、引き画で水辺にケイとKが2人でいるシーンがすごく美しいなぁと思いました。広大な森の中にいる2人がすごくちっぽけに見えて、ファンタジーの世界みたい。まるで一枚の写真のようで、世界観がギュッと詰まってるカットだなと思いました。

でも、そのフレームの外では行き交う観光客のおばちゃん達の喋り声がすごくて…なかなかOKが出なくて何テイクもやってました。笑

【Q3】役作りで意識したとこなどはありますか?

監督に始めに言われたことの1つで「無機質な感じ」の度合いは結構意識しました。

馬上さんともリハーサルの時に話していたんですが、二人の関係性の中で自分は"ブレない"ようにすること。

それと動き。なるべく無駄な動きを排除して限られた中で表情や動きの微細な変化が出せたらいいなと思ってました。

"漂っている"という、そこに流れている空気感に添うような動きやセリフのスピードも意識はしましたね。

【Q4】ロケ中のエピソードを聞かせてください。

男子だけなんですが、移動車の中でいつもエピソードトーク対決が始まるんです。あるワードの由来に対して「諸説あるんですけど。」と言いながら架空のエピソードを即興で話すっていう。とても楽しかったんですが、自分はダントツで下手でしたね。笑

だんだん疲労が増してく中で、現場のモチベーションを保つ為?の独自の掛け声(例えば、何を持つ時にも「せーの」って毎回言うとか)みたいなのが出来ていっておもしろかった。

あと、新潟の御飯、美味しかったです!

海編は、綺麗で涼しげな画になってるけど実際は裸足で立ってられないくらい暑かったです。

釣り人が何度か見切れてNGってのもありましたね。笑

【Q5】せっかくなので、another me と6FACEのエピソードも聞きたいです。

another meは、とにかく二つのキャラクターの会話が成立することを意識しました。

自分の持っている内面と外見、それぞれの振り幅をいかしつつ、やれたらなと思ってました。

6FACEは…これがキッカケで雨男に認定されました。笑

僕が出ている作品は毎回雨が降ったんです。

例えばPUREでキスしようとする2人の間に稲妻が落ちるのとか。笑 あのシーンは時間経過で撮ったから昼間は天気良かったのに、夜には稲妻が落ちるという。笑 CRYの時も撮り始めたら急に雨降ってきましたね。

でもそのお陰で奇跡的なシーンになりました。

Kの新潟ロケでは、2日目が雨になってしまって最後まで撮りきれず東京に帰って、急遽残りのシーンをカフェに変更して撮ったんです。でも結局あのカフェシーンになって良かったです。

何処かでKの人間らしさを出せればと考えていたけど、カフェのシーンが入ったことでそれが出せたかなと。

まぁ全て、いつも監督がハプニングを結果オーライにしてくれてるんですけどね。本当に感謝です。

【Q6】大月監督とやってみてどうでしたか?

1作品目のanother meからそうですが、監督が”映像クリエイター”だというのもあるのか、世界観がトリッキーだなと。

仕上がった世界観の美しさは、脚本を読んでる時にはなかなか想像がつかなくて。毎回、驚いてばかりでした。

演出は、細かい演出ではなく、自由にやる中でうまくポイントやアイデアを伝えてくれて、導いてくれる。やりやすいなぁと思いました。



【Q7】観てくださる方々へメッセージをお願いします!


コロナで外出自粛が続く中、ちょっとした息抜きに楽しんでもらえたら嬉しいです。

 

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