仁科咲姫

 

【Q1】完成を試写で観て、いかがでしたか?


思ってたより凄いなあって。なんかちゃんとしてるなぁって。(笑)

自主で低予算でやったのにこんなクオリティのものができるんだという驚きがありました。

自主で撮ってるのに出た事はありますけど、映像としては「自主だなぁ」っていう感想のものばかりだったので。

カメラもあるんだろうけど、画の撮り方というか全然イメージとは違いました。


【Q2】個人的に印象に残ってる(好きな)シーンを教えてください。


夕陽?かな。一番最後の3人流木に座って夕陽を観ているシーン…かな?

というのも、私は海が嫌いで。水が怖いから…。(笑)

昔、家族旅行で2、3回行った事はあるけど、それこそ日焼けするのも嫌だし、水嫌いだし、暑いし、何がいいのかわからなかったんです。

そうやって、小さい時から海に行くことが嫌いだったので海に沈む夕陽を見ることは私の人生の中でもとても印象的なシーンになりました。(笑)



【Q3】役作りで意識したとこなどはありますか?


今時の子であろう、と思いました。20代のザ、イマドキ?みたいな感じを。

みえさん(沢本)も大人の女だし、オサさん(長田)も落ち着いた大人の方だからあの2人に私の役が入るなら若い方に持って行かないと役割として成り立たない気がして。

上手いこと大人な2人を引っ掻き回すような役割にいかないとなって。

例えば、喋り言葉も合えて少し投げやりっぽくするとか。常に末っ子でいようと思ったんです。

今回書いてくれてるのは7割8割くらい当て書きじゃないかって思いがあったから残りの2.3割でしか役作りってのはしてないに近いかもしれません。それが、私は末っ子です!っていう位置でした。(笑)



【Q4】ロケ中のエピソードを聞かせてください。


Kでは、ほとんどスタッフワークをやったけど、大体マイク持ってましたね。

あとは出演者の男性2人の身だしなみチェックとか。照明は佑々木さん(当日スタッフで来てくれました)と戦いながらやりました。(笑)でもなんか、裏方も楽しいなと思いました。

出てるのも好きだけど、私はスタッフワーク嫌いじゃないなって。

裏方やってる時は、素の自分でいるから佑々木さんに「え?怒ってるんですか?」って言われました。(笑)

無でいる自分というか役でいる時は色々考えるじゃないですか。場の空気もなるだけ落とさないようにしよう!とか思うんですけど、役でいる時に使っている集中力とは違うというか。ある意味素の自分でいれて疲れなかったです。

スタッフとして参加していると、その時演じている役者のちょっとした集中力の変化が分かっちゃうというか。自分が役者として中にいる時には見えないもの物が見れて、でその役者達が今求めている事をやってあげようと思うから「今喉渇いたかな?」とか。そういう役者の変化を見てフォローするという事を出来たのもとても楽しかったです。



【Q5】せっかくなので、another me と6FACEのエピソードも聞きたいです。


another meは撮影当日に別のオーディションが入って1人バタバタしてました。

本当に最初の企画だったから正直周りのみんながあそこまで遊んでくると思わなかったです。

当初もう一作品ずつ撮る予定だったのもあるけど、"自分"と"自分の中にある求めている自分"という作り方だったから意識としては役では作って無い。

だからやってみたい役で作ったらもう少し違う物になったとも思います。

女は自分自身、男役はやってみたいとは思ったけど、だから役作りという感覚ではなかったです。


6FACEは個人的にはどっちもああいう役好きなんですけど、普段仕事してたら絶対来ない役じゃないですか。(笑)

【CRY】の時は、現場で嘘みたいな雨が降って、上島君が殴りかかるのを止めに行く時、素で転んでます。(笑)

私、虫とか落ち葉触るのも苦手なんですけど手を取り合うシーンの時も、手の中に葉と枝がびっしりで「うわー」とか思いながらやってました。(笑)

【motivation】の方もまさかの芝生に寝っ転がるという。(笑)


【Q6】大月監督とやってみてどうでしたか?


大月さんが意外とリアルではなくファンタジー要素のある作品が好きな人なんだなと。

普段一緒にお仕事でご一緒してる時とかは、分かりやすいストーリーの物が多かったのもありますが、大月監督の作る世界観が幻想的というか、少しファンタジー要素のあるような弾けた作品の印象だったので驚きました。

でも個人的にはもっと弾けてくれても良かった!とも思ったんです。

ワークショップで頼んだのもあったからこっちに寄り添ってくれてて「大月さんの撮りたいものは撮れたかな?」って。ワークショップで低予算だし、時間ない中なのもあって自由にやらせてくれたんだと思うけどそういう現場は少ないから、監督としての演出っていうのももう少しだけ出して貰えても良かったのかなって思ったりもします。

オーダーにも応えつつ、こちらも出来る事ないかなってそのちょうど半々くらいで出来たら良かったのかなぁなんてことも思いました。



【Q7】観てくださる方々へメッセージをお願いします!


温かい目で観て下さい!

 

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